« 暗闇の話 | トップページ | FELT∞SHOES No.11 »

2008年2月 1日 (金)

The Way You Look Tonight

今年に入って新たに始めたのが、この曲。

The Way You Look Tonight

前回のレッスンの時に楽譜を直接もらえなかったので、オンライン上に先生が譜面をUP。自分でダウンロードしてプリントしました。
ホント便利なご時勢です。。。

新曲♪新曲♪と思って、譜面を見たものの。。。
まずコードの書き方が今まで見てたのと何か違う、、、え?これ何??
この段階で先生のイントロダクションなしに自分で譜面を読まないといけないこの状況を後悔・・・涙。

そんなこと言ってても次のレッスンはだいぶ先やし。。。ということで、解読作業の始まりです。

クラシックをやっていたときは、どんな難しい曲でも、とりあえずまずすることは「音符を読むこと」だけ。だからユックリ楽譜通りに音符を押さえていけば何とかメロディラインが見えたし、それを練習=弾く ことによってスムーズにして曲にして、その先にもっと細かいところを意識していく・・・それが練習というものでした。
だから、実は私、ジャズピアノもアドリブとかを除いては、コードを覚えれば後は基本的に練習の流れは同じだと思ってたんです。。。

けども。

新しい曲の譜面と向き合って数週間。この期間使うのは「指」ではなく、ほとんど「あたま」。
なぜか??
空白の五線譜と鉛筆を用意して、コードを分解して組み立て直す。その作業がほとんどだからです。。。
今の私にとってのジャズは、音楽というより科学?数学?いや、パズル?

譜面にはコードが書いてあるので、まずは基本コードを押さえてみる。で、これだと(クラシックの場合右手で弾く)メロディラインが奏でられないので、メロディが鳴るようにコードの形を組み換えないといけない。
*私がジャズピアノを習って1番初めに「えーーーー!そうなん・・・?」と思ったのがコードの形組み換え。(超基本的なことで恥ずかしいんですが。。)例えばCってコードの基本形は「ド・ミ・ソ」。でも同じ音を使っていれば「ミ・ソ・ド」も「ソ・ド・ミ」もCになります。だから、どの形を使うのか(さらにオクターブ上か下かなども)。これがC7になると音が4つになるので、バリエーションも増える。さらにメジャーコード、マイナーコードなるものもある。基本的なコードだけでもバリエーションの世界が広がってるんですね

ここまでの形ができれば、それは決して間違いではないし、一応曲にもなります。今の私がゆっくり時間をかけてコードを分解し、一人で辿りつけるのはここまで。

でもここからがジャズの醍醐味(多分)。ある一定のルールはありますが、ここから音の足し算、引き算が始まります。正解はもちろんひとつではないし、どの音を選ぶかがその人の個性。最近少しずつ、その音の足し算のバリエーション、引き算のバリエーションを教えてもらいながら、そして自分で考えながら、ひとつずつ和音を作っています。その計算式を教えてもらうのがレッスンの時間。
時には逆に、先生から「こういうのもあるよ」と教えられたコードを、どう組み立て直してこうなるのかを、検証したりもします。まさに、検証という言葉がぴったり!

何か、こんな風に書くと全然面白くなさそう?(笑)
あ、もちろん皆が皆こんなやり方をしてジャズピアノをやっているわけではないと思います。人によっては「メロディとして弾ける」ことの方を重視するレッスンもあると思うし、実際私も初めの時に先生とどういう風にレッスンするか考えました。
だから難しそう・・・・って敬遠しないでくださいね!!楽しむためにやっているわけで、その人にとって楽しいやり方をすればいいんだし。。。

たまたま私の場合は、こういう理論を知るのがすごく新鮮で面白かったし、初めにそれをやっておいたら、後々幅が広がりそうな気がしたから、こういうやり方を取ってるわけです。
分解してみて考えて、組み上がった時の「できたっ!」っていう感じがたまらないんですよねwここにはまだジャズのスピリッツだ~!みたいなものはカケラもないけれど。
でも、コツコツ地道に作ったひとつの和音が、いくつか連なってメロディとして奏でられた時の喜びってすごく大きいです。少しずつこんがらがった糸がほぐれていく感じは、染織の時と似てるなぁ。。。ほぐれた先に、今度は表現をできる織り上げられたキャンバスが広がっているんだろうか・・・と夢見ています。

こういうプロセスを肌で感じることは、どんなことにも通じて、いい経験になりますね。やっぱり時々「も~ぅ!!」とイライラするけど、頑張ってひとつひとつ進んでいくピアノのを少しでも長く継続していきたいと思うのでした☆

|

« 暗闇の話 | トップページ | FELT∞SHOES No.11 »

コメント

☆とくふうちゃん
私は今や、完璧文系人間です~;中学校までは自分は理系だと思ってたんだけどねぇ(笑)
高校でバッチリ文系人間だということがわかってしまいました;

興味を持ったものをやってみる。っていうフットワークの軽さは、確かに比較的ある方だと自分でも思います。

けどね、本当に大事なのはどんなことでも、ひとつひとつ上っていくことに実感と喜びを持って、焦らず丁寧に長く続けていくことだって、いろんな経験をすればするほど感じていて、だから結果ばかりを先に求めがちな自分のやり方をコンプレックスに感じたり、焦ったりしたことも多々あります。

私からしたら、コツコツと進んでいくことのできるとくふうちゃんが、ものすごーーーく羨ましい!って思ったりするもの。

そういうことがわかってるのに出来ない・・・ってはがゆさや凹みを感じながら、色んなものを集めたり探したりしてきたけど、ようやく「どうしたって私は私。変わらないものは変わらないナ!」って諦め?笑。がついたのが最近のことなのかもしれません。

「探しに行くんじゃなくて、今足元に落ちてるものをひとつひとつ拾ってみるか。」って開き直ったら、少し肩の荷が下りた感じ。
私はいつの間にか、いつも冒険に出ていないと不安な人になってたんだと思います。同じ場所でひとつのことを見つめることの方がずっと勇気のいることだからね。

ジャズピアノは本当にひとつずつしか進めないから、私にとっては、この一歩一歩ペースに慣れるいい訓練かな(笑)
確実に上っていくことに、楽しみを見つけられるように変わっていければいいなぁと思いながら、今週末の3連休に頑張ろう!と思います♪

投稿: pb | 2008年2月 5日 (火) 15時13分

☆mayo
そんなそんな!私もクラシックやってる時は「練習いやだぁ・・・」と思いながらダラダラやってたよ。。きっともっと一生懸命やってたら今頃は・・・なんてね(笑)

今だって、回数にしたら全然練習できてないんだけどね;でも「やらなきゃ、やらなきゃ・・・」って追い込まれながらするのはイヤだから、ホント「よしっ!」って思う時に楽しんでやるようにしてます。もちろん上達もしたいけど、とにかく細々でも続けていくことが、今の私には1番大事。

mayoこそ、子供と一緒に演奏できるオーケストラなんてもっとステキ!それこそボチボチでも続けていけるといいね♪

投稿: pb | 2008年2月 5日 (火) 14時42分

テキスタイルのほかにピアノもやってるんだね。それもジャズ。

うらやましくって、すごいな、って思います。
pbさんって、私はちょっとしか接してないけど、理系の感じがしてたんだけど、当たり?

すごく人生を上手に生きてるな、って思えて、うらやましいです。

投稿: とくふう | 2008年2月 1日 (金) 22時21分

私は音楽とつきあってきた期間は長いけど
あさーいつきあいだったからほんと基礎もなければ
知識もないので、最近ブラスの練習でも
みんなレベルたかいなぁーなんて
関心するばっかり!

アレンジとかできると楽しいだろうなぁーと
おもうよ!
なかなか教わる機会もなかったから
pbからおそわるかなぁー

投稿: mayo | 2008年2月 1日 (金) 21時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 暗闇の話 | トップページ | FELT∞SHOES No.11 »