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2007年7月15日 (日)

韓国展覧会レポートno.3-3

*展覧会オープニングの様子*
490332604_70 490332604_241
490332604_245_2 会場全体
※全体の写真をあまり撮ってなかった私・・・。MKさんの撮った写真をお借りしました♪






私の作品です。
TITLE:「FILTER」
素材:新聞紙、ネガフィルム 
新聞は「動」だと思う。世の中で「今」動いているモノ、事。それを盛り込んで毎日毎日更新される。便利なもの、楽しそうなことが色の洪水の中で踊る。殺伐とした事件と誰かの成し遂げた成功体験記とスポーツ選手の勝利の顔と、何が見えているのかわからない政治家の顔と、そんなものがごっちゃになって、白と黒のふたつの色の中に混ざり合う。事件、事故、疑惑、成功、夢・・・新聞の上に見るそれらのことは、自分とは別の世界のことのように感じる。自分の周りの友達のことも、家族のことも載ってはいないから。

あまりにも早い流れの中で、ひとつひとつの形がどんどん見えなくなっていく。あまりにも多く起こる残忍な事件の中で、その悲惨ささえ麻痺していく自分がいる。
だけど、新聞の上に並ぶ事をどんどん剥がしていくと、結局すべての事は「個人の現実」が集まって出来ている。

「慣れ」「麻痺」「エスカレート」その塗り重ねられた場所から、ふと我に返って原点を見通せるようにと思って作りました。

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007_1 008_2 003_3 004 005_1 006


↓こちらは、他の作家さんの作品です。ここに載せているのは一部になります。
詳細は作家の脇坂さんがきちんとまとめてくださっています。興味のある方はそっちをぜひご覧くださいね♪
http://chrysalis.exblog.jp/d2007-07-07
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使う素材も、コンセプトも表現の仕方も本当に様々ですが、皆さん自分の形を楽しんでやっているんだということがよくわかって、それにすごく刺激を受けた気がします。

その後のパーティ♪
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楽しい時間はあっという間です・・・
翌日はソウルに向かうので、ギャラリーの方々とお別れ。
勢いのあるままに「ありがとうございました~!」ってお別れする感じだったけど、アシスタントのJINIちゃんが「寂しいですねぇ。。。」ってお別れをとても寂しがってくれて、それを見ていると私まですごく寂しくなってしまいました。
ありがたいことです。

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コメント

☆mayo
ありがとうねー♪そうだね、こういう「時のもの」を使うと、数年後にはまた違った目で見るかもしれない。
パーティーの写真を集合させたらホントカラフルだね。自分でもびっくりしちゃったw

投稿: pb | 2007年7月20日 (金) 17時28分

何年か後に古い新聞見ると、そのときの事件やニュース
と一緒にそのときの自分が目に浮かぶよね
pbの作品はそういうものの集約って感じかな?
なんだかうまくいえないけど

何年か後にみたらきっと今見ているのとは
また違った印象や楽しみが出てくる作品なんだろうなぁー
とおもいました

最後のパーティーもなんだかカラフルで
一つの作品みたい!!

それにしてもお疲れ様でした!!

投稿: mayo | 2007年7月17日 (火) 22時01分

さっそくのコメントありがとう(感涙)
makの言葉の選び方はさすがね、私の解説を書いて欲しいくらいw
後者です、私的には。

あのネガフィルムは私個人の過去のものだよ。写真って撮った瞬間にはもう過去になる。でもそれは同時に「=現実に存在したこと」の証でもあって。自分とは違うところで起こってることを新聞を通して見ているけど、元を辿っていけば、それはmakが言うように「一個人のライフ」が寄せ集まってできていて、それは同次元のことなんだなーと感じ、こういう作品になりました。

あまりにも早い速度で変わっていく出来事を見ていると、早すぎてだんだんそのひとつひとつが形を失ってただ流れていったり、どんなに残忍な事件でも同じようなことが何度も起こっていると、それが悲惨だって感覚すら麻痺してくる。自分の身に同じことが起こらない限り。その人間の(むしろ自分自身の)「慣れ」「麻痺」「エスカレート」の怖さを感じて、我に返れるようなことを表現したかったという感じです。メッセージっぽい作品やけど、結局は自分のためなんだと思う。

って、熱く・・・w
いやー、makに感想をもらえるのは、本当に嬉しいデスワ。

投稿: pb | 2007年7月16日 (月) 12時18分

見に起こった、じゃなくて、身に起こった、です(苦笑)
失礼・・・ 

投稿: makmacmax | 2007年7月16日 (月) 11時20分

わ~い、やっと!作品お目にかかれました♪
できあがり、コンセプト、共に、ふむふむと良い感じに惹きつけてくれます。

ネガフィルムは、自分自身の日常の写真のものなのかな?
自分自身の見に起こったもの・身近なもの、ということで、いわば新聞が伝えてくるものとは両極的・対照的なもの、ということでしょうか・・・
いや、それとも、新聞が伝えてくる‘大きなカタマリ’としての情報はいわば鳥瞰図的なものであり、それをだんだん縮図していくと、‘某一個人のライフ’であるこのネガフィルムに行き着く、ということでしょうか・・・
解釈、間違ってたら、ゴメン (苦笑)

しかし、こうして、pbとは違う国でまったく時間の流れが異なる生活をし、この展覧会も実際足を運びにいけたわけではないのにもかかわらず、しっかりと鑑賞させてもらえたような感覚。
ネットって、すごいッ!! 笑

投稿: makmacmax | 2007年7月16日 (月) 11時18分

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